by 山本五十六
のつづき。
2006年1月下旬。前日まで
”息子教育方針”
を夫婦で討論し、いよいよ息子候補=命名「前太」ご対面のため出発だ!!

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4時間かけ到着すると、息子候補は兄弟5匹とともに初めてのワクチンを注射しにお出掛け中。
1月初旬の↑の写真では体重6キロだったが、生後2ヶ月となったこの日は体重7.8キロとのこと。
3週間で2キロ増のペースだ。
待つこと30分。オーナーが帰ってきた!
一人で6匹抱え、大猟で帰って来たウサギ猟師のようだった。
すぐに6匹すべてを別室に連れていってしまった。
もどってきたオーナーに対し、
私
「うちの子候補はどれですか??」
オーナー
「今連れてきますよ」
息子候補を抱え、私の手前10メートルに置く。息子候補その場でうろうろ。
オーナーが私の横まできて呼ぶ。
「おいで〜!」
私
「・・・・・。耳が聞こえないのでしょうか??」
オーナー
「聞こえてます!この子は結構プライドが高くて、あまり動じないんですよ。ショードッグ向きの性格です」
私
「しつけしにくいってことですよね??」
オーナー
「そんな差はありませんよ。最初は入りにくいかもしれませんが、信頼関係ができたらスイスイ〜です!」
オーナー手をたたき叫ぶ。
パンパン!「おいで〜!!」
息子候補速攻ダ〜ッシュ!!

ついにご対面。
足が太っい。そして何よりその表情。
けっして”キリッ!”っとタイプの2枚目じゃないが、
口の幅が”ダボッ!”っと広いところがオトボケでわが家の家風にあっている。
の瞬間だった。
オーナー
「この子はこれから全く見知らぬ環境に行くわけです。
1週間はどんなことがあっても叱らないで下さい。ショックから立ち直れなくなります。
トイレも8割方マスターしていますが、椎名さんの家で出来るとは限りません。
おおめに見て下さい。あと慣れてきたら服従のポーズを継続的に続けて下さい。
人間がリーダーであることを理解させるのに一番効果的です」
でもかなりオススメしていた。
大型犬に限らずチワワからグレートデンまで有効なしつけだそうだ。
やり方は、
まずワンコにこんなポーズ↓をさせる
お腹を見せる=服従
リーダーと認めていない人間にはこの体勢さえさせてくれない。
最初は1日に10分くらいからはじめて、最終的にはこのポーズをワンコが
「ウン」とも「スン」とも
言わなくなるまで続ける。
たとえ1時間かかってもだ。
「う〜!」
など言おうもんなら
火の様に「お黙り!!!」
と叱る。
黙ったらワンコが触られてイヤなところ。
例えば、「歯」「耳の中」「ベロ」「タマタマ」(オスのみ)
などをいじくりまくる。
そこまでして黙っていれば
「あなた様はご主人様でございます!」
と認めたことになるそうだ。
認めたら自由にしてやってほめまくる。
簡単そうでなかなかできない。
上記本の著者(日本を代表する訓練士)はクライアントのシベリアンハスキーに対し、4〜5時間かけ死闘を繰り広げたが、完璧にはできなかったことがあるそうだ。
わが家もウチに来て2週間目からはじめて、
最初は
「キャウ〜〜〜!キャウ〜〜〜!」
と家中とどろく大絶叫。
「こんなことさせられるくらいなら死にます。死なせて下さい」
ぐらいの勢いだった。
正直最初は、映画「リング」「らせん」(古い?)よりびっくりした。
「ここっこんなにイヤがるとははは!!??ぼくショック・・・。
」
それでも週に2〜3回続けて、まったく
「う〜・・・・・。」(小さな、いじけ声)
と言わなくなるまで4ヶ月かかった。
4ヶ月というと長く感じるが、これは
「ウン」とも「スン」とも言わなくなるまでで、
服従のポーズまではすぐできる。その後が長いのだ。
(誰にでもすぐお腹を見せるワンコもいるが、そのワンコがこのポーズのまま「ウン」とも「スン」とも言わないとは限らない。結構「く〜ん・く〜ん」と甘えた声を出したりする。「体は売っても心は売らないのよ!」タイプかもしれない)
このしつけを始めて1〜2週間で息子の私に対する視線が
コロッ!
っと変った。
まず、日ごろから私のことをよく見るようになった。
散歩に出かけても私を引っ張ることはしばらく直らなかったが、
ようになった。
即効性は高いと思う。
「わたしんちは小型犬だから簡単でしょ〜」
と思う方もいるかもしれないが、性格のキツさと大きさは関係ない。
むしろ
”おっとり、どうにでもして”
といった感じのバーニーズの方が時間的には短く成功するかもしれない。
大きさに比例して体力は使うけど。
このしつけは不定期でも一生続けた方が良いそうだ。
と、ま〜話はそれたが、
そんな感じでやっとこさわが家に息子が来たのだった。

↑引き取り当日。
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